何も知らない相手に、短時間で、自身のビジネスについて説明ができますか?
ちょうど、エレベーターに乗っているくらいの時間です。
30秒ほどでしょうか。言葉にすると簡単そうですが、案外、とっさには説明できないものですよね。
『エレベーターピッチ』と呼ばれる、このようなプレゼン方法があるんです。
今回は、そんな『エレベーターピッチ』の作り方のコツを5つ紹介します。
エレベーターピッチが身に付くと、さまざまな場面で役立ちますよ。
自社ビジネスの強みを表現する
まず、自社の強みをエレベーターピッチに盛り込むことが大切です。
なぜなら、あなたの会社について、相手に興味を持ってもらわねばならないからです。
他の会社にはない独自性があると良いですね。
エレベーターピッチで説明するものは、会社の商品やサービスだけではありません。
理念や考え方、もしくは単なる自己紹介である場合もあるでしょう。
相手がこちらの話すことに独自性を見出さなければ、続きを聞きたいとは思わないはずです。
覚えてもらう、興味を持ってもらうということが、良いエレベーターピッチの一歩です。
情熱を持って話す
人は、会社の商品やサービスよりも、それを説明している人自身に興味を持つものです。
自分の信念を強く伝えてみてください。
情熱的に話せば、相手は、話の内容にも興味を抱くでしょう。
たとえ、相手に関心のない話題だったとしても、こちらの話し方によって、相手は心を動かされるのです。
何を解決できるのか明確にする
こちらの話すことが、相手にメリットがなくてはいけません。
そのため、相手の抱える問題点は何か、明らかにする必要があります。
そして、こちらの商品やサービスがどんなふうに問題点を解決に導いてくれるのか、示しましょう。
その結果、相手にどのような価値をもたらすかということも大切ですね。
相手との関係が深くなる
エレベーターピッチが成功すれば、相手との関係が良好になります。
エレベーターピッチの内容に相手が興味を持っていれば、再開した際に、お互いの会話がスムーズに進みます。
再開の場でなくとも、その場でさらに会話ができる時間があれば、相手からは次々と質問が出てくるはずです。
その場の会話が楽しければ、相手との関係は深まります。
自然に話すように心がける
エレベーターピッチは、30秒ほど、文字にすると200~300文字ほどだと言われています。
その文字数を暗記する必要もありますが、重要なのは、何度も声に出して練習することです。
相手が話にどんどんのめり込むような、エレベーターピッチを作ることです。
まとめ
いかがでしたか?
エレベーターピッチの作り方について理解が深まりましたか?
相手によって、話す内容は変わるでしょうから、いくつかのエレベーターピッチを用意しても良いかもしれませんね。