現在webマーケティング上でよく使われている無料ツールと言えば、「Googleアナリティクス」があります。
さらにそれと同時に「Google search console」(以下:サーチコンソール)も利用の頻度がとても高いです。
また、サーチコンソールは以前は「webマスターツール」といった名称でした。
もしかしたらこちらの方が馴染みが深い方が多いかもしれません。
そこで今回はwebマスターツールの新たな名称となった、サーチコンソールの概要について解説していきます。
1.名称変更の理由は?
もともとは「webマスター」。
つまり、webマーケティング関係の人に向けたツールという意味でした。
これは今も変わらずwebマーケティング関係の人が使うべきツールなのです。
しかしながら実際に調査をしてみると、マーケティング担当者だけでなく、webサイトの製作者や、コンサルタントに関わる人たちも使っていたのです。
そのため、webマスターだけに向けたツールではないため、名称の変更が行われたのです。
2.Googleアナリティクスとの違いは?
Googleアナリティクスと違い、サーチコンソールにはどのような特徴があるのか?
といった疑問を抱く人も多いと思います。
解説として、Googleアナリティクスはサイト内に訪れた人たちの「サイト内の」動きを見るツール」、そしてサーチコンソールは「サイト内にどのような訪れたのかなどを知るツール」となります。
Googleアナリティクスだけですと、サイト内のユーザーの動きしか分かりません。
それでは、Googleの基本理念に当たる「価値あるものを提供する」というものに至らない部分が出てきてしまいます。
そのため、Googleアナリティクスだけでなく、サーチコンソールも使いこなす必要があるのです。
3.サーチコンソールでできる3つのこと
それではサーチコンソールでは一体どのようなことを出来るのでしょうか?
以下において大まかに解説していきます。
3-1.自社サイトの掲載状況や流入経路などを知ることができる
もっとも有名かつ使えるものとして、こちらになります。
特にメニューの「検索トラフィック」内、「検索アナリティクス」の利用頻度は高いといえます。
ユーザーが実際に検索したワード(検索クエリ)からの自サイトの掲載状況やそこからの流入数を知ることができます。
3-2.Googleにサイトマップ等を伝える
xmlサイトマップの送信をすることで、ページの更新や追加などを検索エンジンに伝えることができます。
これをすることで素早くサイトの変化などを伝えられます。
サイトのスパムや様々な問題に関してもここから報告ができます。
3-3.テストをすることができる
自社サイトについてテストを行う機能もあります。
「Fetch as Google」を使えば、サーチコンソールからページを確認することができます。
まとめ
サーチコンソールはGoogleアナリティクスだけでは対応しきれない部分を補えることができます。
最初は使いにくさを感じるかもしれませんが、ぜひサイト分析の一環として導入してみてください。